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「自分の中に毒を持て」岡本太郎著を読むと生きがいを感じることができるかもしれないと思った話

仕事も趣味も日々こなすだけになりつつあると思う今日このごろのむらむらです。

「自分の中に毒を持て」岡本太郎著を読んで、生き方を改めて考えさせられました。

切れ味鋭い本です。

「自分の中に毒を持て」岡本太郎著は、こんな方におすすめです!

「自分の中に毒を持て」岡本太郎著がおすすめな方
  • 何となく毎日が楽しくないと感じていらっしゃる方
  • 身近な人との向き合い方に悩んでいる方
  • 生きる目的を探している方

それではさっそく行ってみましょう!

目次

「自分の中に毒を持て」岡本太郎著を読んで学んだこと

「自分の中に毒を持て」岡本太郎著 を読んで学んだポイントは3つあります。

学びのポイント
  1. 最大の敵は自分自身であること
  2. 歓喜は対決や緊張感から生まれること
  3. 生きることに目的はない

以降、詳細をご説明します。

最大の敵は自分自身であること

岡本太郎氏は、「最大の敵は自分自身」だといいます。

人は、きびしさを避けて楽な生き方をしようとするものです。

だから、安易な生き方をしたい自分を敵だと思って戦うのです。

そして、きびしさをもって生きるからこそ人生は面白いのだそうです。

現状維持したくなるのが人の常で、行動しないと人は変わらないとよく聞きます。

「最大の敵は自分自身」とは、行動制限をかけてしまう自分を敵とみなして、常に挑戦し、成長していくことで人生を面白くできるのだと解釈しました。

実際、「瞬間瞬間に新しく生まれ変わって運命をひらくことが人間らしく生きることでもある」ともいっています。

私は40代にして、ようやくこのことに気づけたのに、岡本太郎氏は子供の頃から悟っていたように思えます。

今からでも遅いくないです。

人生を面白くしようと思いました。

歓喜は対決や緊張感から生まれること

岡本太郎氏は、親子間にも人間と人間の真剣対決が必要だといいます。

生きるからには歓喜が必要であり、歓喜は対決や緊張感から生まれるそうです。

実際、両親と対等にぶつかり合った経験をしたからこそ、母親を失ったときに人間同士の強烈な愛情に気づいたといいます。

はたして、私は、ここまで真剣にぶつかったことがあったでしょうか。

人間関係もどこかで無難な関係にしているか、関係を切ってしまっています。

両親、子供との関係について見つめ直す機会になりました。

生きることに目的はない

生きることに目的はないと断言されちゃいました。

もともと生きることに目的はなかったのです。

昔は生きることの目的とか考えなくて済んだのに、科学主義・合理主義により、世の中のあらゆることが合理化されたことで、逆に生きることの非合理化が進んだといいます。

それで合理的な世の中に生きることの目的を求められるようになっただけなんです。

これは目から鱗が落ちまくりでした。

今、この瞬間を、まったく無目的で、無償で、生命力と情熱のありったけ、全存在で爆発するとふっきれたとき自由になったといいます。

生きることに目的がないからこそ、情熱を感じることを無条件にやってみて、今を真剣に生きることで生きがいを感じようと思いました。

「自分の中に毒を持て」岡本太郎著 を読んで 取り組むこと

情熱を感じることを無条件にやってみて、今を真剣に生きることで生きがいを感じようと思ったはいいけど、情熱を感じることなんてそう簡単に見つかりません。

そこで、取り組むことを3つに分解してみました。

「自分の中に毒を持て」岡本太郎著を読んで取り組む3つのことは以下の通りです。

取り組むこと
  1. 好きなことを探す
  2. とりあえずやってみる
  3. 情熱を感じることをやり続ける

以降、詳細をご説明します。

好きなことを探す

子供の頃から今まで自分が何に夢中になったか振り返ります。

何度かやってるのですが、何度やってもいいと思います。

なぜなら今日が一番新しい自分だから。

好きなことを洗い出して、そこから共通項を見つけ、抽象化することで新しく好きなことを見つけます。

例えば、私は以下のことをしているときにワクワクしてました。

  • プロ野球の試合結果や個人成績を収集したりまとめたりすること
  • シミュレーションゲーム「三国志」の武将データを記録して整理すること
  • 競走馬の血統データベースでデータ操作すること

ここから言える共通項はデータ整理が好きなんですね。

実際、その後、システムエンジニア職について、某都市銀行で情報系システムのデータベースを整備したり、某外資系OSメーカーで人間名寄作業をしたり。

多分、データ分析というよりもデータ分析ができる状態に整理することが好きなんだと思います。

こんな風に、自分の好きを改めて言語化します。

とりあえずやってみる

過去の体験だけでは、新しい好きなことはなかなか見つかりません。

そこで、行動に移すことです。

とりあえずやってみます。

やってみたら意外と面白いことが分かり、好きになる。

そんなサイクルを作ります。

面白くなければやめればいいだけなので。

実際、直近ではとあるコミュニティでSNS用画像ファイルを作成する人を募集していたので手を上げてみました。

実務経験ゼロなのに。

以前の自分なら躊躇したかもしれません。

まぁ、趣味でやってたので何とかなるだろうし、最悪、オンラインサロンで聞いたらいいや、という軽いノリでした。

そんな感じで、何か新しい体験ができるチャンスがあったら、とりあえず、やってみることにします。

情熱を感じることをやり続ける

好きなことを探して、とりあえずやってみて、情熱を感じることを見つけたらやり続けるだけです。

これではじめて、「情熱を感じることを無条件にやってみて、今を真剣に生きることで生きがいを感じる」ことができます。

それでも飽きたり疲れたら他のことをやって、また、戻って、結局続いている、でもいいかなと、100%を目指さず、楽しめる範囲でやっていきます。

まとめ

「自分の中に毒を持て」岡本太郎著を読むと生きがいを感じることができるかもしれないと思った話は如何でしたでしょうか。

こんなことが学べます。

  1. 最大の敵は自分自身であること
  2. 歓喜は対決や緊張感から生まれること
  3. 生きることに目的はない

次、こんな取組をします。

  1. 好きなことを探す
  2. とりあえずやってみる
  3. 情熱を感じることをやり続ける

実は、私は岡本太郎さんはぶっとんだ方という印象だったのですが、この本を読んで、めちゃめちゃ現代にも通じる時代の先を行っていた人だったと分かりました。

岡本太郎美術館へ行ってもっと知ろうと思いました。

こちらからお買い上げいただけます。

生き方に関する記事はこちらも参考にしてみてください。

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