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クラシック音楽が初心者でもクラシックコンサートを楽しむ3つの方法

クラシックコンサートのチケットを年間購入するようになり、知らない曲を聴く機会が増えました。

これまでは知っている曲、好きな曲が演奏されるという理由でコンサートへ行っておりました。

ところが、知らない曲だと消化不良に終わり、楽しみづらくなっていることが分かってきました。

特にクラシックに馴染みのない方だともっと楽しみづらいんだろうなと気づきました。

そこで、クラシック音楽が初心者でもクラシックコンサートを楽しむ3つの方法をご紹介します。

最初に結論からお伝えすると、クラシック音楽が初心者でもクラシックコンサートを楽しむ3つの方法とは以下の通りです。

1.知らない曲は予習して何回か聴いてから望みましょう
2.積極的に感じ取りましょう
3.新しい発見や感じたことをアウトプットしましょう

それぞれご説明します。

目次

知らない曲は予習して何回か聴いてから望みましょう

これをやるだけで眠くならないのです。

人は興味がないものやわからないものに直面すると眠くなるからです。

これは、脳がストレスを感じて眠気を引き起こすのです。

例えば、難しい講義や校長先生の話を聞くときに眠くなるのと同じです。

そこで、予習してある程度その曲を知っている状態にするのです。

そうすると、「あ、知ってる!」となって自然と眠気はなくなります。

知っていたとしても、すべての楽器の譜面まで記憶することは素人には無理です。

なので、何度聴いても新しい発見があるから興味をもって聴き続けることができるのです。

積極的に感じ取りましょう

演奏を聴いている最中は積極的に感じ取りましょう。

ぼーっと聴いてんじゃんねーよ!ってことです。

そんな言われても感じ取れません。

では、じっくり観察しましょう。

それもいろんな方向から。

いやいや席移動できませんから!

観察する対象は変えられます。

ましてやオーケストラなら多くの演奏者がいます。

さらに座席から見えないところも想像してみましょう。

例えば、後ろを向いている指揮者がどんな表情をしているのか。

観察するだけではなくよく聴いてみましょう。

何が聴こえてきますか?

何度も聴いた曲であっても知らない音が聴こえてきます。

きっと新しい発見があることでしょう。

新しい発見や感じたことをアウトプットしましょう

新しい発見や感じたことをそのままにしておくのはもったいないです。

これらをアウトプットすることでより知識や感動を定着させましょう。

一番簡単なアウトプット方法は誰かに話すことです。

話すことで自分の考えに気づくことができます。

そして、その話したことをさらにテキスト化したり紙に書き出します。

そうすると知識と感動を記録することができ、後で見返すこともできます。

さらに知識と感動を他者へ共有することで他者貢献もできます。

というわけで、私が行ってきた休日の午後のコンサートを題材に新しい発見や感じたことをアウトプットします。

コンサートプログラムご紹介

最初に 休日の午後のコンサートプログラムをご紹介します。

東京フィルハーモニー交響楽団

第90回休日の午後のコンサート

題して、バッティストーニの運命。

指揮とお話は、アンドレア・バッティストーニ(以降、バッティと呼称)。

曲目は以下の通りです。

ヴェルディ:歌劇「運命の力」序曲
プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」間奏曲
ポンキエッリ:歌劇「ラ・ジョコンダ」より「時の踊り」
ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 Op.67「運命」
アンコール
リスト(バッティ編曲)「巡礼の年」第2年「イタリア」よりサルヴァトーレ・ローザのカンツォネッタ

コンサートの詳細情報はこちらです。

続いてクラシックコンサートで私が学んだことをまとめます。

・予習が必要であること
・ヴェルディ歌劇「運命の力」のうんちく
・バッティは人を前向きにさせてくれる人であるということ

予習が必要であること

コンサート前日に予習しました。

歌劇はどんな物語か把握した上で聴くのがよいので。

物語を理解すると(だいたい酷い話ばかりなんですが)どんな曲なのか気になります。

一応、運命の力、マドンナの宝石、マノン・レスコーまで一通り聴いてみました。

時の踊りは間に合いませんでした。

そして、一度だけだと「知ってる!」とまでは行きませんでした。

「運命の力」は出だしが印象的だったので覚えてましたが、「マドンナの宝石」と「マノン・レスコー」は美しいメロディでうっとり眠くなりそうでした。

予習できなかった「時の踊り」は大丈夫か心配になりました。

が、めっちゃ聴いたことある曲でした。

ディズニーアニメでも使われていたんですね。

ヴェルディ歌劇「運命の力」のうんちく

「運命の力」とは、主要人物が全員亡くなる凄惨なお話です。

しかも、全曲を演奏すると良くないことが起きると言われています。

そんな歌劇の序曲だけをドイツで演奏したそうです。もちろんバッティが指揮して。

なんと、ドイツは練習時間が短いそうです。

ですが、伝統的に早く演奏する箇所があるが作曲家の意図ではないので譜面通り演奏したいというバッティは、全員の譜面に自分の指示を書き込ませたんです。

ここ、速く演奏するなよと。

速く演奏することをなんて表現してたか忘れたけど。

さらにドイツでは、楽団の演奏者が当日変わることがあるそうです。

そこで、バッティは、事前に自分に注目せよと指示したんです。

その上でゆっくり演奏せよと伝えたんです。

そうすることで、一部の演奏者が早く演奏しましたがおおむね問題なかったそうです。

バッティは人を前向きにさせてくれる人であるということ

バッティがこばなしで語ってくれました。

バッティにとっての運命とはさまざまな出会いでした。

1ヶ月預かった猫と暮らすうち、手放せなくなり、一緒に暮らすことになったという運命の出会いを果たしたとのことです。

まぁ、このへんまではネタでしょう。

交響曲第5番運命は、緊迫感溢れる第1楽章、落ち着いた第2楽章、不安な第3楽章、超ポジティブな第4楽章へと展開されます。

それは苦悩から歓喜へと続くストーリーであり、人間が人生に立ち向かって行く様を表現しています。

「ジャジャジャ・ジャーン」を「運命動機」と呼ぶそうですが、この「運命動機」全体の根幹となり、形を変えて第4楽章まで登場します。

それは振り返るとあの時のアレがあって今こうなっているとでも言うように。

まさに運命です。

で、最後は超ポジティブにさせてくれます。

まさに今の時代に求められるものです。

前向きに生きようというバッティからのメッセージを感じました。

そして、指揮がまた素晴らしい。

はじめてバッティ指揮を鑑賞したときは、指揮者台でジャンプしながら指揮しちゃうくらい激しいという印象でしたが、実はものすごい緩やかな曲も実にしなやかに指揮する一面もあるんです。

エネルギッシュであり繊細なんです。

聴衆を前向きにさせてやろうというエネルギーを感じさせてくれます。

バッティ最高や。

次取り組むこと

1.知らない曲は、その背景を理解しつつ、最低5回は聴いてからコンサートに望む
2.予習は計画的にする
3.好奇心をもって感動を深める

まぁ、このへんにしといたろ。

まとめ

あらためて、クラシック音楽が初心者でもコンサートを楽しむ3つの方法とは以下の通りです。

知らない曲は予習して何回か聴いてから望みましょう

積極的に感じ取りましょう

新しい発見や感じたことをアウトプットしましょう

予習してじっくり感じてアウトプットする。

アウトプットするなら大人の習い事A-learning。

あなたもアウトプットして人生を充実させませんか?

ご希望の方はお問い合わせフォームから「アウトプット仲間応募」と書いて送ってください。

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